あなたは仕事でToDoリストを使っていますか?
何のためにToDoリストを使っていますか?
まさか
- やることをリストアップしておく
- やるべきことを忘れないため
といったごく平凡な目的で使ってませんよね?
もし、そうならこの記事を読んでみてください。
きっとToDoリストに対する考えが変わります。
結論:ToDoリストの目的とは?
結論から先に述べます。ToDoリストの目的は以下2つです。
- やるべきことを忘れるため
- 書いていないことはやらないため
目的1:やるべきことを忘れるため
やるべきことを「忘れるため」とは、どういう意味か説明します。
そもそもToDoリストを作成するということは
- やるべきことを洗い出す
- 仕事や作業の抜け漏れがないか確認する
という過程を経て作成されます。
ですので、ToDoリストが作成された時点でやるべきことは整理され、アウトプットされています。
ということは、ToDoリストに書き出された作業を覚えておく必要はありません。
やるべきことを確認したければToDoリストを見れば良いのですから。
覚えておいても良いのでは?と思われるかもしれませんが、忘れるべきです。
なぜならプライベートを充実させたいからです。
仕事は基本的に大変なものですし、内容によっては責任も大きく、メンタルに多大な負荷がかかります。そんなものを休日や帰宅後も考え続けるとメンタルを壊しかねません。そこまでいかなくても「仕事が気がかりで十分に休息できない」というのはよく聞く話です。
そんな事態を避けるためにToDoリストという仕事を忘れる仕組みが必要なのです。
補足ですが、忘れっぱなしはダメです。ToDoリストで忘れても良い環境を作りつつ、仕事に戻ったら思い出せる仕組みを構築しておきましょう。
思い出せる仕組みは色々考えられます。下記は例ですが参考にしてください。
- スマホなどでToDoリストをリマインダーする
- 手書きなら机の上にToDoリストをおいておく
- PCモニターに付箋で張り付ける
- 休日前は自分宛にメールを出しておく
目的2:書いていないことはやらないため
もうひとつの目的「書いていないことはやらないため」に関して説明します。
先ほどのToDoリストの作成過程に関連しますが、ToDoリストを作成した時点で「仕事や作業の抜け漏れがないか確認している」のです。
つまり、
ToDoリストに書かれていないことはToDoではない
のです。
言い方を変えると不要な作業に気を取られないために「やらない作業は選別済み」なのです。それにも関わらず、書いていないこと(=不要なこと)を気に掛けるのは時間と効率の無駄だと思いませんか?
ただし、現時点で不要かどうか判断できない場合やToDoに書こうかどうか悩んだ場合は、先延ばしするという手があります。
内容は単純で、ToDoリストに何月何日にxxxの作業要否を判断する、と書くだけです。
これで先延ばしできますし、手を付け忘れることもないでしょう。
まとめ:ToDoリストは人生の質を上げるツール
ToDoリストを単なる「作業リスト」としてしか使わないのは勿体ないです。
ToDoリストこそ、仕事を効率良くこなし、プライベートを充実させる最高のツールです。
働き方改革や生産性向上が叫ばれる昨今、なかなか思った成果が出ない人、プライベート中も仕事が頭から離れない人は、ぜひうまく使いこなして人生の質を向上させていきましょう!
コメント