最近では「2,000万円問題」といった老後の生活資金に対する不安が注目されています。というのも現代は人生100年時代と言われるほど、日本人の寿命が延びています。 つまり、定年後から死ぬまでの時間が延びているため、老後に必要な生活資金も増えているということです。
2,000万円問題が話題になった影響か、比較的若い世代では資産運用に目を向ける人達が増えてきています。しかし、資産運用を始めるまでには至らない人が多いです。
そして、始めない理由は資産運用に対する知識・理解不足にあると考えています。
本記事では「資産運用を始めようかな」と思った方が、実際に「資産運用を始めたい」と思えるよう本を紹介したいと思います。いずれも分かりやすく書かれた良書ですので是非読んでみて頂きたいです。そして、資産運用で老後不安を一掃しましょう!
なぜ、資産運用を始める人が少ないのか
そもそも、資産運用(投資)に対するイメージが
- 投資に失敗すると大きな借金を抱えるかもしれない
- 元本保証がないなら貯金しておいた方が安心
- 色々な運用方法があって何を選べば良いか分からない
といった具合に、ネガティブな印象が強いからです。
しかし、「貯金は良いけど投資は危険」というネガティブな印象がどこから来ているのか考えてみてください。おそらく親世代から「貯金しなさい」と言われてきたことが原因ではありませんか?
約30年前の1980年代後半辺りは貯金で5~8%の金利が当たり前の時代でした。そんな時代に生きていれば当然貯金します。元本保証がある上に確実に8%も増えるなら投資する必要なんてありません。
そんな時代を生きた人からすれば貯金しておくべきと思うのは当然のことです。そして、金融教育を受けず、親から貯金だけを教えられた我々20~30代が「とりあえず貯金は安心」という思考に陥ることも仕方のないことです。
しかし、時代は変わったのです。
これから先を生き抜くには今の時代に適応する必要があります。そのためには資産運用を始めることが必要です。自分の将来を守るためには今の自分が頑張るしかないのです。
投資の勉強をすると投資してみたくなる
初めての資産運用でオススメしたい投資は「投資信託」です。
なぜ投資信託を始めての資産運用にオススメするかというと
- 100円から投資できるため、ハードルが低い
- 投資信託はあまり難しいことを考えなくて良い
- ローリスクローリターンだけど勉強になる
という理由からです。
とはいえ、いきなり始めることに不安があってもなくても、最低限の勉強はしておいた方が良いので、資産運用初心者の方にオススメしたい本を紹介しておきます。
なるべく読みやすく分かりやすい本を選んだつもりです(自分は全部読みました)。
ぜひAmazonのレビューなども参考にしながら自分に合いそうな一冊を選定してもらえればと思います。いきなり難しい本だと挫折してしまいがちなので、気楽に取り組めるものがオススメです。
改訂版 一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
ゼロからはじめる! お金のしくみ見るだけノート
開始までの一番高いハードルは口座開設
これは真理だと思うのですが、いざ投資を始めようと思ったときにほとんどの人は証券口座を開くことが面倒くさいと思うことでしょう。わたしもそうでした。しかし、実際には口座開設に取り掛かる(重い腰をあげる)までが一番時間が掛かります。いざ取り掛かってみると早い人なら数分で申し込み完了までいけます。
少し手間に感じるとは思いますが、口座開設は一度だけです。時間がある内にササっとやってしまいましょう。
ネット証券の大手はSBI証券と楽天証券です。私自身は両方とも口座開設済みです。
ちなみに初めて開設するのであれば、オススメは楽天証券です。理由は使いやすさと分かりやすさが楽天証券の方が少し上回っていると感じるからです。とはいえ、どちらを選んでも後悔しないと思います。大手には大手足りえる理由があります。
私は楽天証券の口座でレラティブストレングス投資を実践しており、その経過をブログで公開していますので、宜しければ読んでみてください。
コメント