【4つだけ】問題解析を効率良く進めるために抑えておくべき要点を紹介

自己啓発

何でもそうですが、新しいものを開発するには問題がつきものです。
問題が発生した時にどう対処するかで、開発業務の速度やその他の業務に影響があります。

問題解析を進めているのに思ったように成果が出ない
そのせいで後続の業務に影響が出ている

ということはありませんか?
もしかすると、やり方を見直した方が良いかもしれません。

この記事では、問題解析を効率よく進めるために意識すべきことを紹介します。

先に結論:問題解析で抑えておくべき要点4つ

先に問題解析で抑えておくべき要点を記載しておきます。
これらを意識するだけで解析の精度や速度は大きく変わります。

  • 問題発生時の状況/環境を記録する
  • 問題が再現する環境(再現環境)を構築する
  • 事実と考えを混同しない
  • 現実的に可能性を考慮する

問題発生時の状況/環境を記録する

よくあることですが、問題発生時の状況を記録し忘れ、問題を追えなくなることがあります。

問題が発生した当初は手順を覚えていて「大丈夫、発生した際の状況は忘れない」と思っていても、いざ時間が経つと「あれ?この操作をしたはずだけど自信ないなぁ」ということが往々にしてあります。

そうなると、問題を再現させたとしても「最初に発生した問題と同じか分からない」場合が出てきます。同じ問題か分からない場合は同じ問題であることを確認する必要が出てきますし、これもまた工数がかかります。

また、解析するための発生経路を探そうとして全く関係ない手順を繰り返すこともありえます。一人で時間が無限にあるなら良いですが、仕事であればそんな時間はないでしょう。

ですので、問題が発生した際は細かすぎるくらい発生時の情報を残しておきましょう。

発生時のメモのひと手間がその後の解析を助けてくれます

問題が再現する環境(再現環境)を構築する

これも解析速度を上げるために必要です。

再現頻度を上げることで問題解析の速度も上がります。

例えば10時間に1度しか発生しない問題だと、対策の効果を確認したい場合も10時間かかることになります。しかし、同様の問題を10分で発生させられるようにできれば10分で効果確認できます。

また、自分の作業環境で問題が発生したのであれば、既に環境があるので特に気にしなくて良いですが、例えば別の人の席や工場で発生した場合は、非常に作業しにくいです。

作業効率が解析速度にも影響するのは当然です。作業効率が良い環境で解析しましょう
※とはいえ、設備の関係上、難しいケースも多々ありますが。

事実と考えを混同しない

ありがちな話ですが、これはかなり重要です。
解析中の話に限定しますが、問題発生時の状況や解析状況を、事実と考えを混同して報告する人がいますが、非常に好ましくありません。
事実と考えを混同した報告は「すべてが事実である」かのように受け止められやすいためです。

問題解析を行う際の意外な敵は「先入観」です。

単なる一報告者の考えが事実であると認識してしまう(先入観を持つ)事は非常にまずいです
問題解析は様々な可能性を考慮して可能性が高いものからつぶしていくことがセオリーです。一報告者の考えは「考え」として受け入れ、「事実に対する考えが妥当かどうか」を判断する必要があります。まとめられてしまうと切り分けが余計な手間になりますし、そもそも妥当性の確認が出来なくなるかもしれません。

問題解析に必要な情報として、「問題に係る事実」と「担当者がどう考えているか」は切り分けておきましょう

現実的に可能性を考慮する

問題解析を行っているとたまに「可能性は低いが説明がつくケース」に出くわします。

可能性があるのであれば発生原因の候補としておけばよい(排除する必要はない)ですが、説明がつくからといって断定することは望ましくありません

現実的に「問題の発生頻度」と「原因の発生頻度」が同じであれば良いのですが、考慮されていないケースが多々あります。

例えば電気系には「ノイズ」というものがありますが、ソフトウェア開発で発生する異常動作は大抵ノイズ”でも”説明がつきます(「ノイズによるプログラム化け」や「ノイズによりフラグが変わった」など)。

しかし、ノイズによって偶然該当箇所のデータが変化することは可能性として非常に低いです。にも関わらずノイズと断定してしまうと本当の問題を流出させることにつながるでしょう。

可能性が低いものを原因とする場合は消去法とすべきです。
つまり、可能性が高いものが否定されて初めて原因となりえます。

まとめ:問題解析は時間が掛かるからこそ、効率良く

問題解析には時間が掛かります。

問題解析は仕様検討や設計段階ではあまり起きないことです。実際に製品を作り上げる過程やテスト工程で発生します。つまり開発中盤や終盤に発生する作業であり、納期が迫っている状況が多いのです。

だからこそ効率良く進めるための知識や能力が必要です。

ぜひ本記事の情報を参考にしつつ、解析作業の効率化を図っていってください。

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