家を建てるために決めないといけないことは多々ありますが、
その中でも特に重要な選択はハウスメーカーの選定です。
これは非常に多くの人が悩みます。かく言う私も2か月以上悩みました。
この記事では、ハウスメーカーを選定する際に考慮した要素や選び方を紹介したいと思います。
※大いに主観が入っています。参考にされる際は自己責任でお願いします。
・これからハウスメーカーを選ぼうとしている方
・ハウスメーカー選びのポイントが分からない方
結論:重視するポイントでかなり絞られる
基本的にメーカー選びのポイントとしては下記が挙げられます。
- どういった家を作りたいか(洋風、和風、平屋など外観面)
- 構造にこだわりがあるか(重量鉄骨、軽量鉄骨、木造など構造面)
- 性能をどれだけ求めるか(耐震性能などの性能面)
- アフターサポートや保証はどうか(保証期間や内容などの保証面)
- 自分の支払う金額は問題ないか(支払い能力に見合うかの金銭面)
これら要素の内、「優先度が高いもの」を考えれば、ある程度は絞ることが出来ます。
まずはハウスメーカーの特色を知ろう
当然ですが、ハウスメーカーには特色があります。言い換えれば「得意な家づくり」があります。
まずは、ハウスメーカーがどういった特色を持っているのかを調べましょう。
といってもメーカーはたくさんありますし、むやみやたらに調べても良く分からなくなるだけです。そこで初めは「自分が知っている」「興味がある」「まわりの評判が良い」といった取っ掛かりやすいメーカーから調べると良いでしょう。
※ネット情報は競合他社による悪口や自社による自演と言われるものがゼロではないことも可能性として頭の隅においてください。
大手ハウスメーカーはネットで調べられる
全国規模の大手~中堅であれば、公式HPが整っているのでインターネットで簡単に調べることが出来ます。その際の注意点ですが、公式HPには悪い事はほぼ書いてありません(自社のHPに悪い事なんて書きませんよね)。
ですので、性能面やメリットなどは公式HPで調べ、実際のデメリットなどは、まとめサイトや個人ブログで調べるようにしましょう。
最初の段階でデメリットに目を瞑っていても、どこかで向き合うタイミングが来ます。その時に手遅れにならないためにも、早い内からメリット・デメリットの両方をチェックするようにしましょう。
地元工務店は地元紙を活用しよう
地元工務店の情報収集は難しいです。公式HPがないこともありますし、あっても事例紹介や会社紹介に終始していて特色がつかめないことが多いです。
こういう時にオススメしたいのが地元に特化した本の活用です。本屋やコンビニなどに置いてあります(石川県ですと「家づくりナビ」ですね)。
ただし、こちらも特色はメリット的なものが主に書かれていますので、注意が必要です。デメリットはブログなどで確認することをオススメします。
特色と重視ポイントが合致するハウスメーカーが残る
例えば、鉄骨+大手ハウスメーカーに限定すると対応できるメーカーは下記に絞られます。
- 積水ハウス
- 大和ハウス
- ヘーベルハウス
- セキスイハイム
- パナソニックホームズ
- トヨタホーム
そこからさらにサポートや保証面を考慮して徐々に候補を減らしていく、という感じですね。
どの要素を重視するかは人それぞれですので、
自分が何を重視していて
それを実現できるハウスメーカーはどれか
を地道に探して絞り込んでいくしかありません。
面倒くさくても良ければ直接聞く方法もある
実際にモデルハウスなどに飛び込んでみて、直接その会社の良いところと悪いところを聞くのもオススメです。
※ただし、モデルハウスではほぼ確実にアンケートを書かされるため、後日の営業活動の相手が面倒くさくなります。候補に入れば問題ないのですが、候補外だった場合に断る必要が出てきます。
良い点はスラスラ言ってくれますが、悪い点は少し濁したりされます。この時に納得できるものであれば良いですが、少しでも気になったら突っ込んで聞いてみましょう。
最終的には会社と営業を信じて契約を結ぶのですから、少しでも気になれば遠慮なく聞くべきです。
また、答えてくれない可能性が高いですが「他社のことをどう思うか」も聞けると良いです。業界内での評判というものを聞けると考え方が変わるかもしれません。
まとめ:ネット情報とモデルハウスがオススメ
私はネットで検索することが苦ではないため、インターネットをフル活用しました。その上で、ある程度数を絞ってからモデルハウスに飛び込み直接話を聞いたりしました。
実際、メーカー選びでは情報が増えると、色々なハウスメーカーを見てみたくなります。
しかし、そもそも重視するポイントと合致しないメーカーは足を運ぶだけ無駄です。実際、私も候補外のメーカーを何となく見に行きましたが、結局は時間の無駄でした。ですので、まずは重視するポイントを明確にしてから行動することをオススメします。
途中で重視するポイントが変われば、都度方針を修正すれば良いだけです。
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