FP(ファイナンシャルプランナー)という言葉を耳にすることがあると思いますが、実際に何をするのかを知っている人は意外と少ないです。
本記事では3級FP技能士やFP(ファイナンシャルプランナー)に関して説明します。
※たまに「”フィ”ナンシャルプランナー」という方がいますが、本資格は「”ファイ”ナンシャルプランナー」が正解です。
・FP(ファイナンシャルプランナー)の概要を簡単に知りたい人
・3級FP技能士について知りたい人
FP(ファイナンシャルプランナー)の基本的な説明
FPの前に、まずは生活計画・人生設計に関して説明します。
例えば、
- 将来子供が欲しい
- 独身でいたい
- 一生賃貸で生活したい
など、その人が今後どういう風に生活していきたいか、という将来の生活計画・人生設計のことをライフプランと言い、このライフプランを計画することをライフプランニングと言います。
また、「ライフプランを実現するために資金計画をたてること」をファイナンシャルプランニングと言い、ファイナンシャルプランニングを行う専門家がファイナンシャルプランナーです。
FP(ファイナンシャルプランナー)の役割
では、ファイナンシャルプランナーは具体的にどういった「資金計画」をたてるのでしょうか。
ファイナンシャルプランナーは基本的に以下の知識を備えています。
- 生命保険
- 各種税制
- 不動産
- 住宅ローン
- 年金制度、など
一般的にはこのような情報全般に精通している人は少ないため、ファイナンシャルプランナーに相談することでより現実的で効率的な資金計画を立てることができます。
これらの知識を用い、その人のライフプランが実現できるようサポートすることがFPの仕事です。
ただし、FP資格だけでは対応できないこともあります。具体的には
- 弁護士資格を持たないFPは、法律判断や法律事務を行えない
- 税理士資格を持たないFPは、税務相談や税務書類の作成を行えない、など
上記に関連する場合は、その分野の専門家に相談する必要があります。
3級FP技能士のレベルは?
FP技能士には1~3級があります。数字が小さいほど専門的で難しい資格です。
FP3級の受験資格者のレベルは「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」であり、FPの入門レベルです。
業務でFP資格を使おうと思えば、2級以上が求められるのではないでしょうか。
とはいえ、3級FPの資格を持っているということは「ファイナンシャルプランニングを行うための知識を有している」ことになります。
まとめ:FP3級は資産計画の入門レベル
FP3級を受けようとする人は、金融系や保険販売系に限りません。金融系にまったく関係のない会社員や主婦、大学生なども受験しています。
このことからもFP3級は入門レベルであることが想像頂けると思います。※入門レベルですが難しくない、という訳ではありません。勉強しないと落ちる可能性もあります。
しかし、資産計画は生きていく限り、必ずつきまとう問題です。仕事などに関係なく、身に着けておいても損のない資格の一つではないでしょうか。
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